チリで大統領選、決選投票へ 左右候補が一騎打ち

東京, 11月22日, /AJMEDIA/

南米チリで21日、任期満了に伴う大統領選挙が実施され、右派ホセアントニオ・カスト元下院議員(55)と左派ガブリエル・ボリッチ下院議員(35)が12月19日の決選投票に進むことが決まった。選挙には7人が立候補。中央選管当局によると、開票率96.9%の時点で、カスト氏は27.9%、ボリッチ氏は25.8%を得票した。ともに当選要件である有効票の過半数には届かなかった。

 カスト氏は、公共支出削減など「小さな政府」を志向し、付加価値税や法人税の引き下げを公約するとともに、経済破綻したベネズエラからの移民流入に反対している。主張や政治スタイルから「極右ポピュリスト」と呼ばれるが、自身は「それは真実を真正面から語るから。左派のように暴力を支持することはない」と否定している。

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