東京, 3月25日, /AJMEDIA/
ベルギー訪問中の岸田文雄首相は24日(日本時間同)、首都ブリュッセルで欧州連合(EU)のフォンデアライエン欧州委員長、英国のジョンソン首相とウクライナ危機に関して個別に会談した。対ロシア制裁や人道支援をめぐり引き続き連携していくことをそれぞれ確認。ロシアの軍事侵攻は「アジアを含む国際秩序全体の根幹を揺るがす深刻な事態だ」との認識で一致した。
岸田氏は両首脳に対し、「今ほど先進7カ国(G7)の結束が求められている時はない」と強調。中国を念頭に置いた「自由で開かれたインド太平洋」実現に向けた協力も申し合わせた。
岸田氏はEUのミシェル大統領とも会談した。