ウクライナ侵攻1年を前に祈り 避難民ら「早く平和に」―東京

東京, 2月24日, /AJMEDIA/

 ロシアによるウクライナ侵攻から24日で1年となるのを前に、東京都渋谷区で避難民らの交流イベントが開かれた。参加者は静かに祈りをささげ、祖国に思いをはせた。
 イベントは心理カウンセラーらでつくる業界団体「全国心理業連合会」が主催。日頃から交流のある避難民ら約50人が集まり、ウクライナ料理も振る舞われた。
 ウクライナの国旗と同じ青と黄色のメッセージカードも用意され、通行人らが「早く戦争が終わりますように」などと書き込んでいた。
 参加したアレクサンドラさん(35)は昨年12月、故郷のウクライナ南部ミコライウ州から逃れ、来日した。自宅近くの原子力発電所が砲撃を受け、避難を決めたといい、現在は妹のナタリアさん(27)と千葉県内のホテルで暮らしている。「戦争では知り合いがたくさん亡くなった。早く平和になるように、早く家に帰れるように祈った」と話した。

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