「日朝首脳会談で解決を」 会合で拉致被害者家族ら―東京

東京, 3月14日, /AJMEDIA/

 「北朝鮮による拉致被害者家族連絡会(家族会)」と支援団体「救う会」は13日、東京都内で合同会議を開き、早期の日朝首脳会談の実現などを日本政府に求める運動方針を決めた。
 運動方針では、政府に対し「あらゆる手段を動員し、金正恩委員長(朝鮮労働党総書記)に首脳会談での拉致解決実現をより一層訴えてほしい」と改めて強調。米国など国際社会にも会談実現への支援を求めた。
 また近年、問題の長期化により家族が高齢化し、相次いで死去していることを受け、「全拉致被害者の即時一括帰国には期限がある。親世代の家族が被害者と抱き合うことなしに拉致問題の解決はない」と訴えた。
 記者会見した家族会代表の横田拓也さん(53)は「北朝鮮は、拉致問題を解決したとしても何のメリットもないと誤解しているかもしれない」と指摘。岸田文雄首相に「解決すれば日朝両国が明るい未来を描けると、メッセージとして強く発してほしい」と要望した。

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