NYダウ 一時200ドル超上昇も FRB利下げ急がない姿勢で下落に

東京, 6月19日, /AJMEDIA/

ニューヨーク株式市場はFRB=連邦準備制度理事会のパウエル議長が記者会見で利下げを急がない姿勢を強調したことで、ダウ平均株価は上昇から下落に転じて取り引きを終えました。

18日のニューヨーク株式市場ではFRBの今後の金融政策の見通しに投資家の注目が集まっていました。

会合の参加者による政策金利の見通しで年内の利下げ回数が2回に据え置かれたことから市場では利下げへの期待感が高まり、ダウ平均株価は一時、200ドルを超える上昇となりました。

ただ、その後に記者会見したパウエル議長が利下げを急がない姿勢を強調したことで次第に売り注文が優勢となり、一時、100ドル近く下落し、終値は、前日と比べて44ドル14セント安い、4万2171ドル66セントでした。

一方、ニューヨーク外国為替市場ではFRBによる利下げの時期が遅れて日米の金利差が縮小しないとの思惑から、円を売ってドルを買う動きが進み、円相場は一時、1ドル=145円台前半まで値下がりしました。

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