USB-C充電できる「乾電池」型リチウムイオン電池–単1〜4対応 4本2000円台で発売

東京, 6月11日, /AJMEDIA/

 太平洋商事は6月11日、USB Type-Cで直接充電できるリチウムイオン充電池「batzone(バットゾーン)」の国内販売を開始すると発表した。乾電池の代用品としての利用が可能で、6月12日からAmazonや楽天市場などの主要ECサイトで順次展開する。

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 batzoneは電池本体にUSB-Cポートを内蔵し、専用充電器を使わずにPCやモバイルバッテリーから直接急速充電できることが特徴だ。定電圧1.5Vで安定出力が可能で、約1000回の充放電ができるという。過充電や短絡、高温時の保護回路も内蔵し、安全面にも配慮した。

 ラインアップは単3形、単4形のほか、9V形や単1形、単2形、18650、21700、CR123など特殊サイズも含め幅広く展開する。日常的なリモコンや電動歯ブラシなどの生活機器から、防災用LEDライトや医療機器といった用途にも対応。非常用電源としても使える。

 太平洋商事によると、日本では年間約25億本の乾電池が消費されており、使い捨て型からリチウムイオン充電池への移行を目指す。「乾電池100年の歴史に終止符を打ち、充電池が当たり前になる社会をつくる」としている。

 同社は今後、家電量販店やホームセンターなどへの販路拡大とともに、法人向けの展開を積極的に進める考えだ。

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