東京, 12月14日, /AJMEDIA/
サッカーワールドカップ(W杯)カタール大会でベスト16を果たした日本代表の専属シェフの西芳照さん(60)が福島県庁を表敬訪問し、内堀雅雄知事と対談した。
内堀知事が「お帰りなさい」と呼び掛けると、西さんは「県民の熱い応援とたくさんの励ましが選手の活躍につながった」とあいさつし、代表ユニホームを贈呈した。
西さんによると、選手の食事メニューには県産のサンマやキュウリを使用したという。内堀知事は「県産の食材を使って選手が躍動したことは、われわれの喜びだ」と話した。
西さんは、県出身でサッカー施設「Jヴィレッジ」(楢葉町、広野町)のレストランの元総料理長。東京電力福島第1原発事故後、施設でレストランを再開し、原発作業員に食事を提供し続けた。