UAゼンセン、拉致解決で署名88万筆提出 松野官房長官「実現に取り組む」

東京, 4月11日, /AJMEDIA/

 松野博一官房長官は10日、流通や繊維などの産業別労働組合UAゼンセンの松浦昭彦会長らと首相官邸で面会し、北朝鮮による日本人拉致被害者全員の早期救出を求める88万4639筆の署名を受け取った。松野氏は被害者や家族の高齢化に触れつつ、「一日も早く全被害者の帰国が実現するよう取り組む」と強調した。

 1977年に消息を絶った拉致被害者の松本京子さんは、UAゼンセンの前身組織の組合員だった。兄孟さんは面会で「拉致された皆さんが元気な姿で帰ってこられるよう力添えしてほしい」と要望。家族が組合員だった特定失踪者の大政由美さんの母悦子さんも同席した。

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