飲食チェーンが控訴取り下げ コロナ時短命令、一審「違法」確定

東京, 8月17日, /AJMEDIA/

 新型コロナウイルス対策の特別措置法に基づき、東京都から営業時間短縮命令を受けた飲食チェーン「グローバルダイニング」が都に損害賠償を求めた訴訟の控訴審第1回口頭弁論が16日、東京高裁(鹿子木康裁判長)であり、原告側が控訴を取り下げた。
 一審東京地裁は5月、時短命令を違法と判断しつつ、同社の請求を棄却していた。長谷川耕造社長(72)は記者会見し「コロナの経済的ダメージから平常化に向かって行政も動き始めた中で、違法判決を確定させるのは意義がある」と語った。
 同社側弁護団によると、控訴審で求めていた小池百合子知事らの証人尋問の採否が決まらず、訴訟が長期化する見通しになったため、控訴を取り下げたという。

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