維新の馬場代表、二大政党制に意欲 「異次元の歳出削減」訴え―内外情勢調査会で講演

東京, 7月27日, /AJMEDIA/

日本維新の会の馬場伸幸代表は26日、東京都内で開かれた内外情勢調査会の会合で講演した。次期衆院選の目標として「野党第1党」の座獲得を改めて挙げた。その上で「自民党と維新の二大政党制にして、政権奪取の争いをやっていきたい」と表明した。
維新の馬場代表、立民と連携「未来永劫ない」

 馬場氏は「自民党1強と多弱の野党という状況の中で、政治がなかなか前に進まない現状がある」と指摘。自民との違いについて「保守という原点は同じだが、大きく改革をするかどうかだ」と強調し、自民を「現状を維持する保守政党」、維新を「改革をする保守政党」として対比した。
 現在、維新の衆院議員は41人で、野党第1党の立憲民主党は95人。
 岸田政権の姿勢について、馬場氏は「防衛費(増額)であれば増税、子どもに対する投資には社会保険料増額と言っている」と批判。「今すべきは『異次元の少子化対策』ではなく『異次元の歳出削減』だ」と述べ、「身を切る改革」の重要性を訴えた。

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