米海軍 ミサイル駆逐艦 台湾海峡を通過と発表

東京, 03月06日 /AJMEDIA/

アメリカ海軍はミサイル駆逐艦が5日、台湾海峡を通過したと発表し「航行の自由」を主張しました。これに対し、中国軍は「あらゆる威嚇や挑発にいつでも対応する」とけん制しています。

アメリカ海軍の第7艦隊は、ミサイル駆逐艦の「ジョン・フィン」が5日、台湾海峡を南から北に通過したと発表しました。

発表では「アメリカの船舶は台湾海峡を経由して南シナ海と東シナ海の間を長年にわたって通過してきた」としたうえで「今回の通過は、どの沿岸国の領海からも越えたところにある台湾海峡の回廊で実施された。ここでは、すべての国が航行の自由などを享受している」と主張しました。

これに対し、中国軍で台湾方面や東シナ海を管轄する東部戦区は報道官の談話を発表し「中国軍は海と空の戦力を動員し、全過程の追跡・監視を行い、法令に従って対処した。部隊は厳戒態勢を常に保ち、あらゆる威嚇や挑発にいつでも対応する」とアメリカ側をけん制しました。

中国では5日から全人代=全国人民代表大会が始まり、李強首相が政府活動報告で台湾をめぐって「外部による干渉に断固反対する」と強調していました。

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