立民新代表、30日選出 党再生へ4氏が決意

東京, 11月29日, /AJMEDIA/

立憲民主党は30日、東京都内のホテルで臨時党大会を開き、新代表を選出する。代表選に出馬している逢坂誠二元首相補佐官(62)、小川淳也元総務政務官(50)、泉健太政調会長(47)、西村智奈美元厚生労働副大臣(54)の4候補は28日、中堅・若手議員が開いた会合に個別に出席し、党再生に臨む決意を示した。
 逢坂氏は「私たちの党がいかに国民から信頼される党になるのかどうかが大きなカギだ」と指摘。「課題を克服しながら党の代表としてけん引していきたい」と訴えた。
 小川氏は、国民との対話を重視すると主張。その上で「清新かつ安定的な体制をつくり、国民から政権の受け皿として認知してもらう。それを目標に頑張りたい」と支持を求めた。
 泉氏は、先の衆院選で発信方法が不十分だったと分析し、「良さをしっかりと伝えていくため、今、党自身が変わらなければいけない。そのリーダーとして先頭に立って頑張りたい」と語った。
 唯一の女性候補の西村氏は「ボトムアップの政治を再起動させたい」と強調。「日本初の女性の首相を目指す決意だ」と抱負を語った。
 代表選の投開票は臨時党大会の中で実施される。ポイント制で、国会議員や地方議員・党員らに与えられた計572ポイントで争われる。過半数の獲得者がいなければ国会議員、都道府県連代議員らの計333ポイントを争う上位2人による決選投票となる。
 全ポイントの約半分を占める国会議員の支持動向は、泉氏が40人程度を固め、残り3氏が20人台で追う展開。党内では、地方票を含めても決選投票は不可避との見方が強まっている。

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