湾岸諸国、イラン攻撃に反対 トランプ氏に直接伝達―米報道

東京, 5月29日, /AJMEDIA/

 米ニュースサイト「アクシオス」は29日、トランプ米大統領が今月訪問したサウジアラビア、カタール、アラブ首長国連邦(UAE)の首脳らが、イラン核施設攻撃への反対をトランプ氏に直接伝えていたと報じた。湾岸首脳はイランとの対立激化を避け、地域の安定維持や経済成長に注力したい意向を示したという。

 サウジの事実上の最高権力者ムハンマド皇太子やカタールのタミム首長らは、イラン核施設が攻撃されれば、自国が巻き込まれる可能性を警戒。サウジとカタールは、イランを敵視するイスラエルが攻撃に踏み切る事態を懸念しているという。

 トランプ氏は28日、イスラエルのネタニヤフ首相と22日に行った電話会談で、イラン核施設攻撃を自制するよう求めていたことを明かした。

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