林官房長官 沖縄の記念式典に出席「基地負担軽減に向け全力」

東京, 03月31日 /AJMEDIA/

林官房長官は、沖縄県内のアメリカ軍基地にある住宅地区の跡地を一般に開放して緑地広場として利用することを記念する式典に出席し、政府として基地負担の軽減に向けて全力を挙げる考えを強調しました。

沖縄市と北中城村にまたがるアメリカ軍基地、キャンプ瑞慶覧にある住宅地区の跡地は、来年度以降、返還される予定ですが、それを前に31日緑地広場として一般に開放を始めることになり、30日記念式典が開かれました。

政府からは林官房長官が出席し「返還に先立って開放し、多くの人々にレクリエーションや交流の場として利用いただけるようにするのは初めての試みだ。地元の皆様の生活の利便性の向上に加え、跡地利用の検討に資する空間と時間を創出するもので、基地負担軽減の目に見える成果の1つだ」と述べました。

そして「政府として基地負担の軽減を最重要課題の1つと位置づけている。今後とも、負担軽減を実現できるよう、全力を尽くしていく」と述べました。

このあと林官房長官は地元自治体の関係者らとともに広場を視察し、沖縄防衛局の担当者から利用法などについて説明を受けました。

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