東京, 03月01日 /AJMEDIA/
ことし1月、東京・足立区の住宅で、50代の夫婦の遺体を床下に遺棄したとしてフィリピン国籍の男女2人が逮捕・起訴された事件で、警視庁が1日にも、2人を殺人などの疑いで再逮捕する方針を固めたことが、捜査関係者への取材でわかりました。
ことし1月、東京・足立区の住宅の床下からこの家に住む高橋徳弘さん（55）と妻の高橋希美江さん（52）の遺体が見つかった事件では、いずれもフィリピン国籍のモラレス・ヘイゼル・アン・バギシャ被告（30）とデラ・クルース・ブライアン・ジェファーソン・リシン被告（34）が遺体を遺棄したとして逮捕・起訴されています。
夫婦の上半身には刃物で刺された傷が複数あったほか、現場の住宅からは凶器とみられる血の付いた刃物が見つかっていて警視庁は死亡したいきさつについて捜査していました。
捜査関係者によりますと、その結果、被告2人が高橋さん夫婦を殺害した疑いがあることがわかったということで、1日にも、殺人などの疑いで再逮捕する方針です。
モラレス被告は以前、高橋さんの長男と交際していてその後、トラブルになっていたという情報もあり、警視庁は事件の詳しいいきさつを調べることにしています。
