東京, 5月30日, /AJMEDIA/
公明党の北側一雄副代表は29日のNHK番組で、政府が検討する「敵基地攻撃能力」の保有に一定の理解を示した。自衛隊と米軍による「盾」と「矛」の関係に触れた上で、「基本的な役割分担は変えないまでも、全く矛の能力を維持しないでいいのかがまさしく問われている」と指摘した。
中国や北朝鮮は、日本のミサイル防衛システムでは迎撃が難しい新型兵器の開発を進めている。北側氏はこうした点に言及し、「防護できないことがあり得るのではないかという問題意識がある。その点は十分に理解できる」と述べた。