推定投票率、55.93%前後 戦後3番目の低水準か【21衆院選】

東京, 11月01日, /AJMEDIA/

時事通信の推計によると、衆院選小選挙区の投票率は55.93%前後となる見込みだ。前回2017年の53.68%を2ポイント程度上回るものの、戦後3番目に低い水準となりそうだ。

 今回は新型コロナウイルスの感染拡大が始まった20年以降初の国政選挙で投票率が注目された。しかし、各党の公約で対立軸が鮮明にならず、有権者の関心が高まらなかったことに加え、コロナ感染への警戒などもあり伸び悩んだとみられる。

 投票率が最も高いのは山形県の64.34%で最も低いのは山口県で49.67%だった。

 衆院選の投票率は、「郵政解散」が話題を呼んだ05年が67.51%、旧民主党が政権交代を果たした09年が69.28%だった。その後、12年は59.32%、14年は52.66%と2回連続で戦後最低を更新。17年を含め4回連続で50%台となる見通しだ。

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