平和の鐘で犠牲者悼む 「慰霊の日」前夜祭―沖縄

東京, 6月23日, /AJMEDIA/

太平洋戦争末期の沖縄戦犠牲者を追悼する「慰霊の日」を前に、最後の激戦地となった沖縄県糸満市摩文仁の平和祈念堂で22日、「前夜祭」が開かれた。参列者は「平和の鐘」に合わせ、犠牲者に黙とうをささげた。
沖縄戦犠牲の学徒ら追悼 3年ぶり、「慰霊の日」前に

 新型コロナウイルス感染拡大の影響で、昨年まで規模を縮小していたが、4年ぶりに人数を制限せずに開催。遺族ら約250人が参列した。
 午後7時すぎに遺族代表が祈念堂前で鎮魂の火をともすと、「平和の鐘」が響いた。その後、遺族代表らが献花台に花を手向けた。
 主催した公益財団法人沖縄協会の清水治会長(69)は「戦争への反省と世界平和への決意を新たにし、恒久平和の実現を訴え続けていくことを誓う」とあいさつした。

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