全国学校給食甲子園で優勝 兵庫県宍粟市

東京, 12月21日, /AJMEDIA/

 地元食材を使用した給食の創造性などを競う「全国学校給食甲子園」で、兵庫県宍粟市立山崎学校給食センターが発案した献立が優勝した。「野菜と豆乳のクリームスープ」や「さわらのしょうゆこうじソース」など、同市の発酵食品を使用して、海の幸、山の幸をうまく取り入れた点などが高く評価された。
 宍粟市役所で行われた報告会で、栄養教諭の世良光さんは「発酵調味料は、わずかな量の違いで口当たりが変わるため、調整が難しかった。地域の人々やわれわれが思いを込めた給食を食べて、やさしさを醸し出せる子供に育ってほしい」と話した。
 給食甲子園は、食育の啓発や地産地消の奨励を目的に2006年から毎年開催されている。第17回となる今年は全国1249施設が応募した。

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