東京, 6月2日, /AJMEDIA/
最近、中国で人型ロボットによるキックボクシング大会が開催された。米CNETでは、そのハイライトを1本の動画にまとめた。
「人型ロボットのみが参加する世界初の格闘技大会」とうたわれたこの大会では、「Unitree G1」ロボット6体とそのオペレーターたちが頂点を競った。
各「選手」は、Unitree G1ラインアップで最も高度なUnitree G1 EDUモデルで、ストレート、フック、キック、ヒザ蹴りなどの特別な格闘訓練を施されていた。
これらのロボットは音声コマンド、モーションセンシング、リモコンで操作できる。Unitreeによれば、それぞれ長所と短所がある。大会では、音声コマンドより遅延が少なく、習得しやすいという理由でリモコン操作が採用された。
筆者はテクノロジー見本市「CES」でUnitree G1ロボットを、米CNET本社では「Unitree Go2 Pro」ロボットを実際に操作した。リモコンは極めて直感的で、子どもの頃に慣れ親しんだビデオゲームのコントローラーに近い感触だった。