バイデン大統領 日本製鉄のUSスチール買収に否定的な考え示す

東京, 03月15日 /AJMEDIA/

日本製鉄がアメリカの大手鉄鋼メーカー「USスチール」を買収する計画をめぐって、アメリカのホワイトハウスは14日「USスチールは国内で所有されるアメリカ企業であり続けることが不可欠だ」とするバイデン大統領の声明を明らかにしました。

日本製鉄は去年12月「USスチール」を買収することで両社の間で合意したと発表していましたが、バイデン大統領の声明は、買収には否定的な考えを示した形です。

民間企業の買収に現職の大統領が言及するのは極めて異例です。

買収計画をめぐっては民主党の支持母体である鉄鋼業界の労働組合が反対していることから、バイデン大統領としては秋の大統領選挙を前に労働者の支持を取りつけたいねらいがあるものとみられます。

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