クアルコム、スマホゲームの画質を上げる新技術「Snapdragon GSR」を発表

東京, 4月28日, /AJMEDIA/

Qualcomm Technologiesの「Snapdragon」に関する発表は、その年に発売される次の「Android」スマートフォンに搭載予定の、新しいチップセットの話が主になるのが通例だ。しかし、同社のゲーミングチームが米国時間4月27日に発表したのは、ハイエンドのAndroidスマホでゲームの解像度を上げながらバッテリー消費を抑えられる新しいソフトウェア技術「Snapdragon Game Super Resolution(Snapdragon GSR)」だ。
同社によると、Snapdragon GSRはシングルパスのアップスケーリング技術であるため、レイテンシーや消費電力を抑えられるという。

 「消費者から見て最も顕著な違いは、おそらくこの省電力機能だろう」と、Qualcommでゲーミング技術およびSnapdragon Studiosのグローバル責任者を務めるDave Durnil氏は述べた。

 レイトレーシングのような負荷の大きいデスクトップ向けのゲーミング機能を有効にしつつ、同時にパフォーマンスや電力を維持したいと考える開発者は、Snapdragon GSRを利用することで、負担のかかるグラフィックス機能を有効にし、ビジュアルの解像度を高め、画質を維持しながら、電力を節約できると、Durnil氏は説明した。

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