ガーシー氏、通常国会は登院? 欠席なら懲罰委の可能性

東京, 1月8日, /AJMEDIA/

 23日召集の通常国会で、NHK党のガーシー参院議員が登院するかが焦点の一つとなりそうだ。同氏は昨年7月の参院選で初当選して以来、一度も登院していない。参院側は召集後も欠席すれば懲罰委員会開催に向けた手続きに入る構えだ。
 「国会に出るかどうかはそれぞれの議員が決めるべきだ。(ガーシー氏には)個人的には帰ってきてほしくない」。N党の立花孝志党首は6日の記者会見でこう強調した。
 ガーシー氏は、当選以降も海外に滞在。参院議院運営委員会理事会の再三にわたる出席要求にも一切、応じていない。先月10日に石井準一参院議運委員長が欠席理由を文書で回答するよう求めたのに対し、ガーシー氏は「当選しても海外で政治活動をしていくと公約に掲げ当選した」と書面で説明。通常国会出席を「考えている」としたが時期は示さなかった。
 参院側は召集後も欠席が続けば国会法に基づく対応を検討する。同法は議員が正当な理由なく召集日から7日以内に登院せず、議長が登院を促しても応じない場合、議長が「懲罰委員会に付す」と規定。野党の議運委理事の一人は「懲罰に向けて着実にステップを進める」と語った。

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