アルジェリアのブーテフリカ前大統領死去 長期政権維持、84歳

東京, 9月18日, /AJMEDIA/

アルジェリア大統領府は17日、アブデルアジズ・ブーテフリカ前大統領が死去したと明らかにした。84歳だった。ロイター通信などが報じた。2019年まで約20年間、長期政権を維持した。

 1937年3月、現モロッコのウジダ生まれ。対仏独立戦争に参加し、独立直後の63年からは外相を務めた。汚職疑惑で一度政界を離れ、ドバイなどに滞在した後、87年に帰国。99年4月の大統領選で初当選した。

 大統領就任後、国内でテロ攻撃を続けてきた非合法組織イスラム救国戦線(FIS)の軍事部門との和解を推進。市場経済の導入など経済改革も推し進めた。

 19年に5期目を目指したが、抗議デモを受け辞任した。13年に脳卒中を患って以降、公の場にほとんど姿を見せていなかった。

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