東京, 7月29日, /AJMEDIA/
【北京時事】中国外務省の毛寧副報道局長は２８日の記者会見で、日本の２０２３年版防衛白書が台湾海峡情勢について「急速に懸念が高まっている」などと記したことに「中国の内政問題だ」と反発するとともに、日本に厳正な申し入れを行ったと明らかにした。
中ロの軍事活動「重大な懸念」 中国、軍近代化前倒しも―２３年版防衛白書
毛氏は「強烈な不満と断固反対」を表明。「台湾は中国の領土で、台湾問題は中国の内政であり、いかなる外部勢力の干渉も許さない」と抗議した。「侵略の歴史を深く反省するよう日本に促す」とも述べた。中国は、台湾有事の際に日米などが台湾軍を支援する事態を警戒している。
