東京, 6月2日, /AJMEDIA/
建設予定地から埋蔵文化財が見つかったことなどから、着工が遅れていた新たな国立公文書館の起工式が行われ、担当する伊東大臣は2029年度の開館に向けて着実に準備を進める考えを示しました。
東京 千代田区にある国立公文書館は、老朽化などに伴い国会近くに地上3階、地下4階の新たな施設の建設が計画されていますが、予定地から埋蔵文化財が見つかったことなどから、当初の計画から着工が遅れていました。
文化財の調査などが終わってこのほど建設が始まることになり、2029年度の開館が予定されています。
2日の起工式で公文書管理を担当する伊東大臣は「国立公文書館は健全な民主主義を支える拠点として重要な役割を果たしてきた。十分な機能や体制を備えた世界に誇れる施設となるようしっかりと取り組んでいく」と述べました。