東京, 5月26日, /AJMEDIA/
将棋の八大タイトルの1つ「叡王戦」の第4局が千葉県浦安市で行われ、挑戦者の斎藤慎太郎八段(32)が伊藤匠叡王(22)に勝って2勝2敗とし、決着は最終局にもつれ込みました。
「叡王戦」五番勝負はここまで伊藤叡王が2勝1敗と、タイトル防衛に王手をかけています。
第4局の会場は、千葉県浦安市にあるホテルで午前10時から、斎藤八段の先手で始まりました。
序盤は大駒の角を交換したあと互いに守りを固め、相手の出方をうかがう状況が続きます。
終盤、両者ともに時間を使い果たし、1手を60秒未満で指す「1分将棋」となり、あとがない斎藤八段が相手玉を的確に追い詰め、午後7時54分、伊藤叡王が125手までで投了。
この結果、斎藤八段が勝って対戦成績を2勝2敗とし、決着は最終局にもつれ込みました。
第5局は来月14日、千葉県柏市で行われます。