対中輸出、粘り強い交渉を 茨城知事、小泉農水相に要望

東京, 6月2日, /AJMEDIA/

 小泉進次郎農林水産相は2日、農水省で茨城県の大井川和彦知事と面会し、中国などへの農林水産物輸出禁止措置の全面解除を柱とする要望書を受け取った。大井川氏は冒頭、茨城県が中国などの措置の対象であることから、「交渉を粘り強く、輸入規制対策をぜひお願いしたい」と語った。要望書を受け取った小泉氏は「全く思いは同じだ」と応じた。

 政府は5月30日、日本産水産物の中国向け輸出を再開するための手続きを進めることで、中国と合意したと発表。輸出関連施設の再登録などが済めば、茨城や福島などを除く37道府県の水産物は輸出が再開される。

 しかし、東京電力福島第1原発事故以来、禁輸措置が続く茨城など10都県の農林水産物は対象外となる見通しだ。

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