ガソリン、174円30銭 1年3カ月ぶり安値―経産省

東京, 6月4日, /AJMEDIA/

 経済産業省が4日発表したレギュラーガソリン1リットル当たりの店頭小売価格(2日時点)は、全国平均で174円30銭と前週比3円30銭値下がりした。2024年3月18日以来、1年3カ月ぶりの安値。原油価格の下落に加え、政府が5月22日に開始した定額補助制度が押し下げ要因となった。

 2週連続で全都道府県で値下がりした。最安値は埼玉の167円90銭で、兵庫の168円ちょうどが続いた。下落幅は北海道の5円40銭が最大。最高値は長崎の185円ちょうどだった。

 石油元売り会社に支給されるガソリン補助金は、4日までは1リットル当たり8円40銭、5日から11日までは9円40銭と段階的に拡大。12日以降は上限の10円に達し、定額10円補助に移行する。

 日本エネルギー経済研究所石油情報センターによると、来週は1円程度の下落が見込まれる。

Follow us on social

Facebook Twitter Youtube

Related Posts