あなたの不調、原因は「部屋」かも? 住環境診断デバイス「Ultrahuman Home」登場

東京, 6月9日, /AJMEDIA/

 フィットネス愛好家向けのスマートリングで知られるUltrahumanは、周囲の環境をリアルタイムで可視化する健康モニタリングデバイス「Ultrahuman Home」を発表した。空気質、温度、湿度、騒音、光を測定し、これらの要素が身体にどう影響するかを知らせる。

 「UltraSync」技術により、Ultrahuman Homeは同社のスマートリングと連携し、環境が心拍変動、睡眠、回復に与える影響を示す。例えば、夜間に光や騒音レベルが高まり、睡眠からの覚醒が検知された場合、周囲の環境が睡眠にどのように影響しているかを教えてくれる。

 空気質の面では、Ultrahuman Homeは微小粒子状物質(PM1、2.5、10)、揮発性有機化合物(塗料や洗剤などの化学物質から発生するガス)、一酸化炭素、二酸化炭素を検知する。これらはいずれも、日々の健康に影響する可能性がある。

 Ultrahuman Homeは青色、赤外線、緑色、赤色の光曝露量を測定し、睡眠や気分に合わせて室内照明を最適化する手助けをする。さらに、紫外線A波、B波、C波も監視し、ユーザーがビタミンDの生成など光の恩恵を得つつ、過度な曝露による害を防げるようにする。

 プライバシー保護のため、Ultrahuman Homeにはマイクを物理的に遮断するボタンが付いている。機内モードも備えている。

 Ultrahuman Homeは公式サイトUltrahuman.comにて549ドル(約7万9000円)で販売されている。追加のサブスクリプション料金は発生しない。

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