東京, 4月14日, /AJMEDIA/
OpenAIが「GPT-4.1」と、推論モデル「o3」のフルバージョンを近くリリースする準備をしているという。The Vergeが4月11日に報じた。
GPT-4.1は、小型の「GPT-4.1 mini」「GPT-4.1 nano」とともにリリースされる予定で、2024年に公開されたマルチモーダルモデル「GPT-4o」の改良版だという。The Vergeはまた、AIPRMのAIエンジニアであるTibor Blaho氏が「X」(旧Twitter)に投稿した内容にも言及している。Blaho氏はChatGPTウェブアプリのコードで「o4-mini」などの記述を見つけたという。
OpenAIはコメントの依頼にすぐには応じなかった。
AI分野の競争が続く中、OpenAIは増え続けるユーザーに対し、より強力なモデルを提供して何度も大きく報じられてきた。3月にはChatGPTに4oモデルを使った画像生成機能を導入し、その正確さとリアリティーが注目を集めた。この機能はあまりに人気が高く、OpenAIは一時的に利用を制限する必要に迫られたほどだ。その際、最高経営責任者(CEO)のSam Altman氏は「われわれのGPUが溶けている」と投稿していた。先週には、ChatGPTの「メモリ」機能を強化し、過去のすべての会話を参照できるようにした。