東京, 10月27日, /AJMEDIA/
26日のニューヨーク株式市場は企業業績の先行きへの警戒感から売り注文が増え、ダウ平均株価は2日連続の値下がりとなりました。
26日のニューヨーク株式市場、ダウ平均株価の終値は前日と比べて251ドル63セント安い、3万2784ドル30セントでした。
ダウ平均株価の値下がりは2日連続です。
前日に決算を発表したIT大手メタの株価が下落したことをきっかけに企業業績の先行きへの警戒感から売り注文が増えました。
IT関連銘柄の多いナスダックの株価指数も前日と比べて1.7%の大幅な下落でした。
市場関係者は「この日、発表されたアメリカのことし7月から先月までの(9月)GDP=国内総生産の伸び率は市場予想を上回ったものの、それほど材料視されなかった。IT大手の今後の広告収入の伸び悩みなど、景気の先行きを警戒する投資家が増えていることが株価下落につながった」と話しています。
また、26日のニューヨーク外国為替市場の円相場は、1ドル=150円台前半から半ばの水準で取り引きされました。