東京, 3月4日, /AJMEDIA/
放送事業の発展や放送文化の向上に功績のあった人たちに贈られるNHK放送文化賞の今年度の受賞者に、歌手で俳優の美輪明宏さんなど6人が選ばれました。
受賞が決まったのは次の方々です。
電波研究の第一人者として、視聴者にきれいな映像や音声を届ける技術の研究指導に取り組み、放送技術の発展に貢献した名城大学理工学部教授の都竹愛一郎さん(66)。
「紅白歌合戦」や「思い出のメロディー」など数々の歌謡番組で50年以上にわたって振り付けを担当し、ステージでの表現を広げた舞踊振付家の花柳糸之さん(83)。
堪能な日本語を駆使してテレビやラジオの第一線で活躍し、世界に向けても日本の文化を伝えてきたブロードキャスターのピーター・バラカンさん(70)。
視覚に障害がある中で、NHKの福祉番組に長年にわたって協力して先導的な役割を果たしてきたNPO法人日本障害者協議会代表の藤井克徳さん(72)。
コメンテーターとして豊富な知識と軽妙な語り口でマラソンなどの魅力を伝え、幅広い番組で視聴者の支持を得てきたスポーツジャーナリストで大阪芸術大学教授の増田明美さん(58)。
「紅白歌合戦」で被爆体験や故郷への思いを込めた歌が大きな反響を呼び、ドラマでの語りなど、多彩な活躍で番組を支えている歌手で俳優、演出家の美輪明宏さん(86)。
以上の6人が、今年度の放送文化賞に選ばれました。