東京, 9月27日, /AJMEDIA/
日本の新たな主力ロケット「H3」の4号機について、JAXA＝宇宙航空研究開発機構は当初の打ち上げ予定日を変更し、10月26日に打ち上げると発表しました。
「H3」の4号機は、防衛省の「防衛通信衛星」を搭載して10月20日に鹿児島県の種子島宇宙センターから打ち上げられる計画でした。
しかし26日に成功したH2Aロケットの打ち上げが当初の予定より2週間余り遅れたため、「H3」の打ち上げ準備作業にどのような影響が出るかが検討されていました。
JAXAは打ち上げ予定日を変更し、「H3」の4号機を当初の予定より6日遅い10月26日の午後3時44分から午後5時30分までの間に打ち上げると27日に発表しました。
「H3」は1号機の打ち上げに失敗しましたが、その後、対策を講じたうえで2号機と3号機の打ち上げに成功していて、JAXAは、4号機の打ち上げも成功させ、今後の安定した運用に向けて弾みをつけたいとしています。
