東京, 10月26日, /AJMEDIA/
10月23日、イスタンブールで開催されたトルコ語圏協力会議（Turkic Council）のメディアフォーラムの一環として、「Building the Future as the Turkic World」と題したパネルミーティングが行われた。
パネル会議には、アゼルバイジャン国営情報機関（AZERTAC）のアスラン・アスラノフ理事長、アナトリアン・エージェンシー（AA）のサルダル・カラゴズ局長兼理事長、バクー国立大学ジャーナリズム学部のヴガール・アリエフ学部長が出席。海外ニュースコーディネーターのアフメット・イェシルテペ氏などが講演を行った。
イベントの講演者たちは、トルコ世界の未来を築くためには、外国からの圧力や暴力、分離主義的な試みに対抗して、代替的だが公正な文化的、政治的、経済的な連合を作ることが重要であると強調した。また、トルコ世界の未来を築くための主な方法は、連帯と協力であると指摘された。私たちは、カラバフ戦争でこの結合の最良の例を見た。カラバフの勝利は、最近のトルコ世界の最大の成果の一つである。ここで我々は、自分たちの土地を解放しただけでなく、我々の団結を確立したのである。
アスラン・アスラノフ氏はスピーチの中で、バグダッド・アムレーエフトルコ評議会事務局長のリーダーシップの下、評議会の活動が幅広い分野に及んでいることを指摘した。「これらの多面的な活動やプロジェクトは、トルコ語圏の国々を団結させ、国民や公的機関の距離を縮める役割を果たしている。
アスラノフ氏は、トルコ世界の強化と団結の重要性が、数年前にアゼルバイジャン人の国家的指導者であるヘイダル・アリエフ氏によって繰り返し強調されていたことを思い出しながら、次のように述べた。「偉大な指導者は、現代のテュルク世界の人々が新しい世界の重要な要因の一つになりつつあると言った。
アゼルバイジャンとトルコの兄弟関係が、トルコ世界の未来にとって最高のモデルとなり得ることに注目し、アスラン・アスラノフは次のように述べている。”イスタンブールへの旅行前の履歴を作成しているときに、2014年4月にプラハで開催された東方パートナーシップ・サミットで起こった出来事を思い出した。このサミットにトルコは代表として参加していなかった。アゼルバイジャンのイルハム・アリエフ大統領は、トルコの闇を語る人物の言葉を切り取り、「トルコはここにいないが、私はここにいる」と、トルコが真実を語ったのである。アゼルバイジャンが存在しない政治の場で、そして国際政治の場で、トルコは自分の言葉を言う。
AZERTACは、カザフスタンのKazinform、キルギスのKabar、ウズベキスタンのUzA、トルクメニスタンのState Agency、トルコのAnadolu通信社と緊密な二国間関係を持っていることに触れ、アスラノフは次のように述べた。”同時に、1992年に設立された。Turkic-speaking News Agencies Union – TKAもまた、この点において重要なプラットフォームのひとつである。その復活と発展は、今日の我々にとって最重要課題である。
AZERTAC会長は、昨年12月にアゼルバイジャン共和国とトルコ共和国の間で「戦略的メディア協力に関する覚書」が締結され、両国大統領によって承認されたことを振り返り、「あるいは、よりグローバルな構造に変えるチャンスはいくらでもある。一般的には、メディア協力の分野で得られた経験をトルコ評議会の形式で変換することを考える価値がある。
アスラノフ氏は、「テュルク世界の指導者たちは、常に我々の民族の明るい未来を見てきた。独立した国家を持つ我々の民族は、自信を持ってこの明るい未来に向かって進んでおり、その一歩一歩が未来を築くための重要な要素となりつつある。トルコ会議が主催する今回のメディアフォーラムも、私たちのメディアがより緊密な協力関係を築くための新たな機会となり、この未来の構築に貢献できるものと確信している」。
