東京, 10月05日, /AJMEDIA/
【バンコク時事】東南アジア諸国連合(ASEAN)は4日、オンライン形式で外相会議を開き、クーデターで権力を握った国軍の市民弾圧が続くミャンマー情勢をめぐり協議した。
シンガポールのバラクリシュナン外相によると、各国は国軍に対し、ASEANが派遣を決めた特使と協力するよう迫った。
ASEANは4月の首脳会議で、暴力の即時停止などとともに、国軍と民主派の仲介に当たる特使の派遣で合意。国軍も受け入れる考えを示した。ASEANは8月、議長国ブルネイのエルワン第2外相を特使に任命したが、2カ月が経過しても派遣は実現していない。