米軍、南シナ海でF35回収 深さ3800メートルの海底から

東京, 3月4日, /AJMEDIA/

米海軍第7艦隊は3日、南シナ海で空母への着艦に失敗し、海底に沈んだ最新鋭ステルス戦闘機F35Cの機体を深さ約3800メートルの海底から回収したと発表した。
 深海用の無人作業車が沈んでいた機体にワイヤなどを取り付け、潜水作業支援船がクレーンでつり上げた。第7艦隊は声明で「機体は近くの基地に輸送され、事故原因の調査が行われる」と説明した。
 この機体は1月下旬、南シナ海で通常訓練を行っていた際、空母「カール・ビンソン」への着艦に失敗し、海中に転落。操縦士は緊急脱出して無事だったが、甲板要員ら数人が負傷した。
 米国内では、中国が機体を回収すれば、F35の機密情報が流出すると懸念が強まっていた。

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