ウクライナ情勢「重大な懸念」 日米外相、緊密連携確認

東京, 2月12日, /AJMEDIA/

 林芳正外相は11日、訪問先のオーストラリアでブリンケン米国務長官と会談した。ロシアの軍事圧力で緊張が高まるウクライナ情勢について「重大な懸念」を共有。ウクライナの主権と領土の一体性を支持し、日米で緊密に連携していくことを確認した。日本による欧州への液化天然ガス(LNG)の融通について、ブリンケン氏は謝意を表明した。
 両外相は、中国による東・南シナ海での一方的な現状変更の試みや経済的威圧に強く反対することを申し合わせた。「台湾海峡の平和と安定が重要」との認識も共有。弾道ミサイル発射を繰り返す北朝鮮への対応でも連携するとともに、日米の抑止力、対処力の強化が不可欠との認識で一致した。

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