東京, 6月9日, /AJMEDIA/
格下だとしても、自陣に閉じこもる相手を崩すのは難しい。日本は実際、最終予選で5バックのチームに苦しんできた。
その中で勝ち点を積み上げられたのは、早い時間帯に先制できたことが大きい。インドネシアとの前回対戦も前半のうちに2点を奪って4―0の快勝につなげた。チャンスを物にできるかがカギとなりそうだ。
W杯出場決定後の2試合は最終ラインに5人が並ぶ相手に無得点に終わった。森保監督は「パワーを持ってゴールをこじ開けるようにしていかなければいけない」と求める。初黒星を喫した5日のオーストラリア戦では途中出場の久保と中村がドリブルで積極的に仕掛けた。代表経験の浅い選手も、ゴールに迫る姿勢を見せたい。
インドネシアは前回対戦後に監督が代わり、元オランダ代表のスター、クライファート氏が指揮を執る。国籍変更により、欧州でプレーする選手も含まれるが、日本がボールを保持して攻め込む展開が予想される。「細部のところ、最後決めるかというところで結果が変わってくる」と森保監督。課題を克服して、予選の最後を勝利で締めくくりたい。