東海第二原発 建屋でケーブル火災 消火し外部へ影響なし 茨城

東京, 5月30日, /AJMEDIA/

茨城県東海村にある東海第二原子力発電所で、火災が相次ぐ中、30日午前、原子炉建屋の地下に設置されていたケーブルから火が出る火災がありました。火はまもなく消し止められ、外部への影響はないということです。

日本原子力発電によりますと、30日午前10時前、東海第二原発の原子炉建屋の地下で溶接作業をしていたところ、機器につないでいたケーブルから火が出ているのを協力会社の社員が確認しました。

火は高さ50センチほど上がっていましたが消火器を使って消し止め、放射性物質による外部への影響はないということです。

溶接作業は再稼働に向けた安全対策工事の一環で行われていたということです。

東海第二原発では、おととし以降、9件、火災が発生していて、このうち、ことし2月には中央制御室で火災が起きて、茨城県と東海村が日本原電を厳重注意していました。

東海第二原発の有田祐一副所長は「全社を挙げて再発防止対策を講じ、できるところから始めていた中で火災を発生させてしまい、重く受け止めています」と話しています。

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