東京, 5月28日, /AJMEDIA/
プロボクシングのダブル世界戦は28日、横浜BUNTAIで行われ、世界ボクシング機構(WBO)バンタム級王者の武居由樹(大橋)は挑戦者で同級7位のユッタポン・トンデイ(タイ)に1回2分7秒TKOで快勝し、2度目の防衛を果たした。
戦績は武居が11戦全勝(9KO)、ユッタポンが15勝(9KO)1敗。
国際ボクシング連盟(IBF)スーパーフェザー級王座決定戦で、同級3位の力石政法(大橋)は同級1位のエドアルド・ヌニェス(メキシコ)に0―3の判定で敗れ、王座奪取はならなかった。戦績は力石が16勝(11KO)2敗、ヌニェスは29勝(28KO)1敗。日本男子の現役世界王者は7人のまま。
◇武居由樹の略歴
武居由樹(たけい・よしき) キックボクシングで活躍し、K―1王座などを獲得。20年にボクシング転向を表明し、21年3月にプロデビュー。22年8月に東洋太平洋スーパーバンタム級王座を獲得し、23年にバンタム級転向のためにタイトルを返上。昨年5月にWBOバンタム級王座を獲得し、同年9月に初防衛を果たした。左ボクサーファイター。170センチ。28歳。東京都出身。