東京, 4月27日, /AJMEDIA/
超薄型モデルとして噂されている「iPhone 17 Air」に、「スカイブルー」という淡い新色が追加されるとの噂が流れている。しかし筆者は、この話を聞いて少々がっかりしている。
スカイブルー自体に目新しさはない
スカイブルーという色自体は、Appleにとって決して新鮮な色ではない。実際、現行のM4搭載「MacBook Air」にも使われている。しかし、その青みはあまりに控えめで、注意して見ないと青であることさえ気づかないほどだ。銀色をうっかり水槽のそばに置いてしまい、ほんの少しだけ青みを帯びてしまったような印象だ。
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Appleはなぜもっと鮮やかな青空を表現しないのだろうか。実際の青空はずっと鮮やかで、誰でもその美しさを知っている。もしかすると、この地味な「スカイブルー」は、ベイエリア特有の冬から春にかけての曇り空を反映したのかもしれない。
「色なんてどうせケースで隠れる」と言われることは多い。確かにその通りだが、デザインを追求するAppleがそこに妥協するとは思えない。むしろ色に対するこだわりは、プロモデルに関して言えば、やや「雲の上」に行き過ぎているようにも感じられる。
ケースを使わない派だからこそ、色にこだわる
筆者が色に人一倍こだわるのは、スマホにケースをつけない主義だからだ。ケースは邪魔で、Appleのデザインをそのまま味わいたいと思っている。
そんな私だが、画面を割ったことが2回ある。1回目はiPhone 4のアンテナ問題でAppleが配ったバンパーをつけていた時で、2回目は、壊れた三脚に気付かず星空を撮影中、購入して間もない「iPhone 13 Pro」が石にぶつかってしまった時だ。この時はケースがあったとしても防げなかっただろう。
そんな筆者が現在使っているのはブラックチタニウム色の「iPhone 16 Pro」だ。地味な色を選んだように思うかもしれないが、以前はブルーチタニウムやディープパープルなどの色も楽しんでいた。ただ、ディープパープルには特に期待したのに、Patrick Holland記者がレビューで指摘した通り「くすんだ灰色かグリマス(マクドナルドの紫キャラクター)みたいな紫」に見えてしまい、がっかりした経験がある。