東京, 9月29日, /AJMEDIA/
フルセットの末、世界ランキング１４位のルネに敗れた錦織は膝に手を置き、疲労感をあらわにした。「十分いいテニスができたが、細かいところがまだまだ足りない。体力不足と、バネのなさが最後に出た」。つかみかけた勝利を逃し、悔しさをにじませた。
角度をつけたショットで揺さぶり、第１セットを奪ったが、その後はリズムを取り戻した相手に押される展開に。先にブレークした最終セットも、マッチポイントを握りながら決め切れなかった。
上位選手と互角に戦えたことには手応えも感じている。「（今大会の）３試合を通して、かなりいいフィーリングはあった」。復活の途上で得た収穫を挙げた。
