【新型コロナウイルス】 ワクチン接種率が最も低いのはアフリカ

東京, 9月8日, /AJMEDIA/

Ourworldindataのデータによると、人口約13億人が暮らすこの大陸ではこれまでに約7100万人が新型コロナウイルスワクチンを少なくとも1回接種した。

アフリカでウイルスに対して少なくとも1回ワクチンを接種した人の割合はわずか5.3パーセントであるが、この割合は40パーセント台となっている世界平均と比べると極めて遅れを取っている。

9月の第1週時点でワクチン接種率が最も高い国は南米(56パーセント)で、順番に欧州(54パーセント)、北米(54パーセント)、アジア(45パーセント)、太平洋(38パーセント)が続いており、アフリカは最下位となった。

最も多くワクチンが接種された大陸であるアジア(22億本)に続いたのは欧州(4億600万本)、北米(3億2300万本)、南米(2億4200万本)アフリカ(7100万本)、太平洋(1600万本)であった。

これらのデータによると、アフリカ大陸でのワクチン接種率は欧州やアメリカの10パーセントほどである。

一方、アフリカ大陸でワクチンを接種した人の数は世界中でワクチンを接種した32億人のうちわずか2.2パーセントを占めている。

アフリカ大陸には経済的な理由によりワクチン供給で苦労している国があったり、国民がワクチン接種に反対していることから使用されなかったワクチンを廃棄せざるを得ない国がある。

以前モーリタニア、リベリア、ガンビア、南スーダン、シエラレオネ、マラウィ、コモロ諸島、ギニア、コンゴ民主共和国で期限切れのワクチンが廃棄されている。

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