東京, 5月12日 /AJMEDIA/
ウクライナのゼレンスキー大統領は11日、北東部ハリコフ州の国境地帯の7集落で、ロシア軍の攻撃に対する「防衛作戦」が続いているとビデオ声明で明らかにした。同州で兵力を増強していると強調した。
ロシア軍は10日に国境地帯で新たな地上攻撃に動き、緊張が高まっている。ロシア国防省は11日、ハリコフ州の国境地帯の5集落を制圧したと発表した。
ゼレンスキー氏は、ウクライナ軍が領土防衛のため「反撃を行っている」と説明。ロシアの進軍を阻止することが「現在の第一の任務だ」と述べた。
ハリコフ州のシネグボフ知事は11日、ロシア軍の攻撃によって国境近くの町ボルチャンスクで男性2人が死亡したとSNSに投稿。国境地帯で民間人1700人以上が避難したことも明かした。