東京, 12月15日, /AJMEDIA/
建設業の受注動向を示す国の「建設工事受注動態統計」について、国土交通省がデータを書き換えていたことが15日、分かった。8年前の2013年から行われ、結果が不正確になっていた恐れがある。同省が事実関係を調査している。
この統計は建設業者が公共機関や民間企業などから請け負った国内工事の受注実績を集計したもの。国内総生産(GDP)の推計などに使用される基幹統計に当たる。斉藤鉄夫国交相は15日の衆院予算委員会で書き換えの事実を認め、陳謝。岸田文雄首相は「大変遺憾だ。再発防止に努めなければならない」と述べた。