フィギュア ユース五輪 男子シングル 中田璃士はショート13位

東京, 01月28 /AJMEDIA/

韓国で開かれているユースオリンピックのフィギュアスケート、男子シングルは27日、前半のショートプログラムが行われ今シーズン、ジュニアのグランプリファイナルを制した15歳の中田璃士選手はミスが重なり、13位と出遅れました。

カンヌンユースオリンピックのフィギュアスケートは、2018年のピョンチャンオリンピックで羽生結弦さんと宇野昌磨選手が金メダルと銀メダルを獲得した「カンヌンアイスアリーナ」で27日から始まりました。

このうち男子シングルは前半のショートプログラムが行われ、日本からは今シーズンのジュニアのグランプリファイナルを制した中田選手と、17歳の垣内珀琉選手の2人が出場しました。

中田選手は、冒頭のトリプルアクセルで着氷が乱れたものの、続く3回転のフリップとトーループの連続ジャンプは出来栄え点で加点されました。

しかし、最後のジャンプとなる3回転ルッツが1回転となり「何が起きたか分からなくなった」と、続くスピンでは途中でバランスを崩して両手をついてしまいました。

点数を伸ばせなかった中田選手は55.59で、自己ベストよりも20点以上低い点数にとどまり、18人中13位と出遅れました。

一方、垣内選手は目立ったミスのない演技で61.11をマークして8位につけました。

男子シングル後半のフリーは29日行われます。

中田璃士「すごく悔しい」
ショートプログラムで13位と出遅れた中田璃士選手は「すごく悔しい。やれることをやろうと思ったが、何が起こったのか分からない」と悔しさをにじませました。

後半のフリーに向けては「失うものはないのでできることをすべて出しきりたい。すごくたくさんのお客さんの前での演技で、きょうは見せようと思ったものを全く見せられなかったのでフリーではしっかり見せたい」と巻き返しを誓いました。

垣内珀琉「自分の成長感じた」
8位につけた垣内珀琉選手は「大きな歓声に驚いたが、それを楽しむことができた。少しミスもあったが、それでも60点台に届くようになったのは自分の成長を感じた」と話しました。

現在は、兵庫県を拠点にピョンチャンオリンピックに出場した田中刑事さんから指導を受けているということで「羽生さんや宇野選手が滑った会場ということもあるが、田中コーチが滑った場所で滑ることができたことがとてもうれしかった。このあとも体調管理をしっかりしてフリーでは会場をわかせたい」と話していました。

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