浜名湖に車で突っ込み同乗者を溺死させたか 容疑者を逮捕

東京, 12月06日, /AJMEDIA/

ことし10月、静岡県浜松市の浜名湖に車で突っ込み、助手席に乗っていた友人の男性を溺死させたとして、53歳の容疑者が殺人の疑いで逮捕されました。亡くなった男性は足が不自由だったということで、警察が詳しいいきさつを調べています。

逮捕されたのは、愛知県新城市の無職、橋本道夫容疑者(53)です。

警察によりますと、橋本容疑者は、ことし10月21日の夜、浜松市西区の浜名湖に車で突っ込んだあと、助手席に乗っていた友人の米山猛さん(52)を車から降ろして放置し溺死させたとして、殺人の疑いが持たれています。

当日の午後8時半前、「車が落ちている」という通報を受けて警察官が駆けつけたところ、浜名湖の波打ち際に車がタイヤの部分まで沈んでいて近くに倒れていた米山さんの死亡が確認されたということです。

警察によりますと、米山さんは足が不自由で、ふだんからつえを使って歩いていたということです。

橋本容疑者は事件の翌日、現場から南におよそ4キロ離れた浜名湖の沿岸で釣り人に助けを求め救助されましたが、湖にあった車の所有者だったことから警察が捜査を進めていました。

警察の調べに対し、容疑を認めているということです。

2人はおよそ30年前からの友人で、事件の直前にも頻繁に会っていたとみられるということで、警察が事件の詳しいいきさつを調べています。

車を発見した男性「救急隊員が岸に人が倒れているの見つけた」
事件当日、浜名湖の波打ち際で車を見つけた近くに住む80代の男性は「湖の中に自動車が入っているのが見えたので、妻に119番通報を頼みました。懐中電灯を持って駆けつけると車内の明かりがついていて、運転席と助手席には人がいませんでしたが、通報で駆けつけた救急隊員が岸に人が倒れているのを見つけました。事故が起きるようなところではないので、何かあったのかなと思っていました」と話していました。

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