東京, 10月27日, /AJMEDIA/
民泊として使われているマンションの部屋を拠点に「会社の書類をなくして現金が必要だ」などとうその電話をかけて現金をだまし取ろうとしたとして32歳の容疑者ら3人が千葉県警に逮捕されました。拠点の部屋からは15万人分以上の名簿が押収され警察が詳しいいきさつを調べています。
逮捕されたのは住居不定、無職の内藤大地容疑者(32)ら3人です。
警察によりますと、3人は今月、民泊として使われている都内のマンションの部屋から「会社の書類をなくして現金が必要だ」などとうその電話をかけ東京・足立区の85歳の男性から現金をだまし取ろうとしたとして詐欺未遂の疑いが持たれています。
警察は3人の認否を明らかにしていません。
部屋からは千葉や長野、広島など16都県のおよそ15万5000人分の電話番号や住所、生年月日などの名簿が入ったタブレット端末が押収されたということです。
調べによりますと3人はいわゆる「かけ子」で、民泊として使われている都内の部屋を転々と移動しながらうその電話をかけていたとみられるということです。
警察が他にも被害がないか調べるとともに指示役などがいるとみて捜査しています。