東京, 10月12日, /AJMEDIA/
東南アジアを歴訪している上川外務大臣は、来年、ASEAN=東南アジア諸国連合の議長国を務めるラオスのサルムサイ外相と会談し、経済や安全保障分野などで協力を強化していくことを確認しました。
12月に東京で開かれる日本とASEANの特別首脳会議に向けて、東南アジアを歴訪している上川外務大臣は、11日午後、ラオスの首都・ビエンチャンで、サルムサイ外相と会談しました。
この中で上川大臣は、ラオスが来年、ASEANの議長国を務めることから「議長国としての成功に最大限協力していく」と伝えました。
その上で、日本企業の進出を通じてラオスの発展に貢献するとともに、気候変動やクリーンエネルギーなど新たな分野でも協力を深めていく考えを示しました。
これに対し、サルムサイ外相は、これまでの日本の支援に謝意を示し、「新たな分野でも協力を推進していきたい」と応じました。
そして、経済に加え安全保障協力や人的交流の拡大なども含め両国の「戦略的パートナーシップ」を強化していくことで一致しました。